ナスノミツル プロフィール
そのプレイスタイルの最も特徴的な瞬間は、即興演奏における柔軟で、プログレッシヴで、エフェクティブなアプローチにある。それは攻撃的かつ繊細であり、紡ぎ出されるフレーズは、スペースを自由に飛翔し、常に共演者と適切な距離を保ちながらも、時に複雑に絡み合い、限りなくその音楽を上昇させるエネルギーを発生させる。フェンダーベースの音圧と音価を駆使することによって、サウンドを瞬間的に、かつトータルに、別次元へと展開させるパワーとテクニックは、ベーシストとしては出色であり、その可能性は今も加速度的に進化中である…。 主な参加バンド
過去に印象深いバンドセッション、レコーディング多数ありますが、大友良英氏との出会いはアルタードへの参加と並んで私のキャリアの中でも重要なもののひとつです。特に1994〜98に参加した第三期グラウンドゼロ(大友良英、田中悠美子、菊地成孔、植村昌弘、松原幸子、アルタードステイツの三人)への加入は、大きなターニングポイントになりました。コンセプト、作曲(現代音楽やノイズを取り入れる手法)、レコーディング方法、人選、海外ツアー、何より自らの音楽を貫く姿勢などなど、この間の多様な経験は全て新鮮で、現在の自分に大きな影響をもたらす事となりました。 参加バンドにトリオが多い?参加バンドにトリオ(しかもギターバンド)が多いのは全くの偶然ですが、特徴的であることも確かです。現在自らの音楽的最終地点は、インプロビィゼイションにあると感じていますが、インプロはその特性上つねに新鮮かつ捕え所がない音楽ですし、演奏上では特定の音楽にフォーカスしない分、このような部分に自分自身の方向性が集約されているのかもしれません。 ファーストレコーディングファーストレコーディングは約20年前「Schwarz(シュバルツ)」という名前の、当時でいうニューウェイヴバンドに参加していた時で、京都のスタックオリエンテーション(いまはない)というところからリリースされた「KYOTO NIGHT」というコンピレーションアルバムですが、先日クラムボンのミトさんにこのLP盤(CDはまだ流通していなかった時代…)を持っていると教えられ驚きました。(だって誰も知らないと思っていたので…)内容はいっとう初期のアカイのサンプリングマシーンを駆使(苦笑)した、よく言えばスクリッティポリッティみたいな音でしたが…。 2008年2月現在 |